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2009年6月

名古屋~浜松の旅 一日目

先週末、母と、名古屋にある祖父母のお墓参りに行きがてら、一泊二日の小旅行。

母は毎年、お墓参りに行っているけれど、私が同行するのは3年ぶりくらい。

まだ墓前に、結婚の報告もしていませんでした。

天気予報を裏切って、その日の名古屋はかんかん照りの晴れ。

墓石にかける水がどんどん乾いていくほどの。

細かい草の根まで丹念に草むしりをして、手を合わせてようやく結婚の報告をすることができた。

白無垢姿、二人にも見せたかったなあ!

お墓参りのあとは、祖父母が住んでいた家の近所にある、櫃まぶしの名店、「いば昇」にて御昼ご飯。

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ビル立ち並ぶ繁華街の中、昔ながらの佇まいを保ったお店。

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ここの櫃まぶしは最高ですが、今回は鰻丼をいただきました。

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じゃーん。

鰻はご飯の中にも二段になって入っています。

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私が小学校5年生のときに亡くなった祖父は、画家だった。

母が子供の頃、絵画好きだったこの店のご主人は、絵を習わせに、ご子息を祖父のところへ通わせていたそう。

丹精された中庭を囲む、古風な作りの店内には、今でも折々の絵が飾られています。

東京の鰻は蒸してから焼くのでふわっとしている。

こちらの鰻は、最初から最後まで焼いて仕上げているので、香ばしい。

名古屋の鰻で育った母は、東京の鰻を食べることができません。

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お腹がいっぱいになったところで、歩いてすぐそばのテレビ塔へ。

幼い頃、祖母と一緒に登ったときのことをふと思い出して、ふいに、上に登りたくなってしまう。

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登ってみました。

植樹された当初は、なんとも頼りなく寒々しかったという公園の木々が、しっかり根付いて、見事なグリーンベルトに!

左に見える青い楕円形の建物は、総合施設らしく、「水の宇宙船」というそう。外周を歩けるようになっているらしい。

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ビル群にかこまれた名古屋城を探せ!(分かるかな・・・・・・左上に小さく見える)

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「恋人の聖地プロジェクト」というものがあるらしい。

とあるパンプレットによると、、「日本全国には、まだまだ私達の知らない素敵なデートスポットがたくさんあります。恋人の聖地プロジェクトは、ふたりのプロポーズにふさわしいスポットを、恋人の聖地と名付け、桂由美さんを代表とし、出会いと結婚の象徴として全国に選定し、さまざまなプロポーズのシュチュエーションを提案して」いるとのこと・・・・・・。

へえ~・・・・・・。

個人的には、なんだかえらく無粋な企画のような気がしますが・・・・・・、町おこし的なものとしては、悪くはないのかなあ。

テレビ塔の展望台も、恋人の聖地の一つとして認定されているらしく、ここで結婚式をあげることもできるみたい!

昔からそこにあって、街を見守ってきたタワーで結婚式をあげられるなんて!

結婚式をあげた方達のプレートが、飾られていました。

みんな思い思いのデザインで、見知らぬ一つ一つのカップルの個性が見えてくるかのよう。飽きずに眺めてしまう。

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母にとっては、たくさんすぎるほどたくさんの想い出のつまった街。

単に懐かしいだけじゃない、複雑な想いももちろん、ある。

長い間、あちこちの方角から街を見下ろしていました。

テレビ塔も、何年か前にリニューアルされたらしく、地元の作家さんの作品を集めたギャラリーショップや洒落たレストランも入っていて、祖母と一緒に登ったときとはずいぶんと、様変わり。まだ幼くて、まっくろに日焼けしていて、このうえなく無愛想な可愛げのない子供だった私と、晩年緒ふっくらしていたときとはまるで違って、まだがりがりに痩せていた祖母。

長い時が、流れたんだなあ。

テレビ塔の下にできていたオープンカフェエリアで、飲み物を飲んだあと、夕方の電車に乗って、この日の宿泊地の浜松の舘山寺温泉郷に移動。

舘山寺は、父と母の結婚当初、祖父母と4人で旅した思い出の土地だそうで、私は、今回初めて訪れました。

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浜松駅からバスで45分ほどで舘山寺、さらにそこからロープウェイで大草山に登る。浜松湖を見下ろす高台に建っているのが、今回の宿、かんざんじ荘。

ふもとの温泉場と違い、この宿のお風呂は、温泉ではないようなのですが、それを完全に払拭してしまうほどの景色のよさ!

大浴場からは、湖の大パノラマが楽しめ、チェックインしてすぐ入浴した私達は、貸切状態でながながと、広い湯船とすばらしい景色を独占。

すっかり湯だって部屋に戻り、ふと窓の外を見ると、信じられないような光景が・・・・・・。

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空を覆っていた雲にわずかな隙間ができて、鮮やかな夕陽が姿をあらわしていた。

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二人で声もなく見とれてしまう。

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刻一刻と変わる空の色・・・・・・やがて湖面も空の色を映して玉虫色に輝いて・・・・・・。

言葉にできないようなスペクタクル!

大感動。

この景色は、おじいちゃんとおばあちゃんからの贈り物かも。

目と、心にしっかりと焼き付けた。

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品よくだしのきいた、おいしいお料理をおなかいっぱい頂いて、再びお風呂へ。

湖の対岸にある小さな遊園地の観覧車のネオンの色がくるくる移ろうのを眺めながら、じっくりお湯につかり、部屋でゆっくりビールを飲んで、この日は就寝。

お母さんの隣りで眠るのも、久しぶりです。

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