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今の気持ち

3月11日のそのとき、私は近所のファミレスで、長年英語を教えてくれているビクトリアと向かい合ってレッスンをしているところでした。

かつてない経験したことのない揺れ!!

窓の外を見ると電信柱がぐらぐらと揺れています。

一瞬、「これはもうだめかも・・・」という考えがよぎり、次の瞬間、家族の顔が目に浮び、「いや、こんなところで死ねるか!!」と、夢中でテーブルの下に潜り込みました。

ビクトリアは、しきりに十字をきって、神様に祈りを捧げていました。

家に帰ると、室内はまさに嵐が通り過ぎた後のよう・・・・・・

窓辺に置いていた物、棚の上に並べていたものが軒並み床に落ち、割れたフォトフレームのガラスの破片や、植木の土があたりに散乱し、閉めていた押入れやクローゼットの扉は全て全開、作業机の上の重たい工業用ミシンや台の上のテレビまでが、大きくずれて、もう少しで落ちそうになっていました。

古い木造の二階にある我が家は、コンクリート建てのファミレスよりずっと揺れた模様・・・・・・。

家にいなくてよかった・・・・・・一人で家にいたら、パニックになっていたかも・・・・・・。

幸い、家族とはほどなく連絡が取れ、一同の無事が確認できました。

夫は職場から、3時間かけて歩いて帰ってきました。

茨城の奥さんと愛娘ちゃんのところに帰りたいと、家に通じる筑波エクスプレスの運行が再開することに一縷の望みをかけてエクスプレス始発駅の秋葉原を目指して歩いてきたものの、そこで身動きがとれなくなった、夫の同僚であり、私たちの専門学校時代の同級生でもあるTくんが、この夜は我が家に泊まりました。

こういう時は、少しでも多い人数で一緒にいたほうが心強いので、Tくんの来訪は、私たちにとってもありがたかったです。

(Tくんの茨城のおうちは停電・・・・・・奥さんと幼い娘さんは、お隣の奥さんの実家に泊めさせていただいたそうです。)

ひっきりなしに続く余震のたびに目をさまし、眠れぬ一夜を過ごしました。

そして・・・・・・

テレビから流れてくる、被災地のようす・・・・・・

とても現実だとは思えない光景・・・・・・

私がここで泣いてたってなんの役にも立たないのに、テレビを見ていると自分でも気がつかないうちに勝手に涙がこぼれていたり、息が苦しくなったり・・・・・・

だけれど、本当にそんなこと言ってられない。

今、そんなことを言ってめそめそしている時じゃない。

まず自分がしっかりしなくちゃ!!

今はまだ募金や節電くらいしかできることがないけれど、もう少し時が経つにつれて、自分にもできることが増えてくると思う。

そのときに自分に元気がなければ、動くことができない。

絶望的なニュースが次々に飛び込んでくるけれど、希望もまだある!

海を流されているところを救助された、なんて奇跡的なことだって!

今は、悲しい報告に泣くよりも、希望の可能性を信じて祈りながら、まずは自分の毎日を、今まで以上に感謝しながら、丁寧に過ごそうと思います。

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